私は現在48歳でフリーライターの仕事をしています。かなり前になりますが、友人と一緒の
海外旅行でイギリスのロンドンへ行ったことがありました。
当時学校で英語の成績が良かった私は、
英会話に自信がありました。そして友人は私よりもさらに英語ができたので、英語圏で言葉に困ることはないだろうと思っていました。ですが実際にロンドンへ行ってみると、
英会話が通じなくて困ってしまう場面がたくさんあったのです。と言うのも、私たちが学校で学んできたのはアメリカ英語であり、
イギリス英語にはまったく馴染みがなかったからです。そして何より現地の人の会話は日本で習ったものとは
比べ物にならないほど早口でした。
発音も会話スピードもまるで違う!
空港で最初に渡航目的を聞かれたのですが、私は空港職員が何と言っているのかが “ちんぷんかんぷん” でまるで聞き取れませんでした。その当時は日本人だけが別の窓口に通されていました。何かがあって特に入国体制が厳しくなっていたのかもしれません。普通と違う感じの窓口で緊張していたのもありますが、職員の言葉が
ボソボソと感じて私の知っている英語に聞こえなかったのです。
滞在するホテルでも
英会話が通じずに困った場面がありました。朝食の時に玉子料理をチョイスすることができるのですが、私の話す簡単なはずの英語が全く通じないのです。とにかくネイティブの
イギリス英語は、私が普段耳にしていた和製英語とは全く違うものでした。最初の数日間は毎朝、ホテルマンと身振り手振りを交えた超英語初心者のようなやり取りをしました。
旅行の最終日、ホテルのチェックアウトをする時にもトラブルが発生しました。私達は旅行前にすでにホテルの料金を支払っていたのですが、何かの行き違いで二重請求をされそうになったのです。その時は他の日本人客がこちらの意思を伝えてくれて事なきを得ましたが、もし私たちだけだったら帰りの飛行機に乗り遅れていたと思います。振り返ると、旅行前に日本で勉強した英会話はほとんど役に立たなかったと感じました。
習うより慣れよ!アウトプット量の重要性を痛感。
私はイギリスから帰国後、英会話学校に通い始めました。そこで改めて一から英会話を勉強することにしました。様々な英語圏のネイティブの先生と直接会話をすることで、それぞれの国の発音の違いなどがわかるようになりました。また英語ネイティブが話す英会話のスピードを意識して話すように心がけました。不思議なことに自分の話すスピードが速くなると、ネイティブの速い会話も上手く聞き取れるようになりました。
以前の私は英語のアウトプット量が圧倒的に足りなかったのだと思います。だから文字ではわかっても英語で話そうとすると全くと言っていいほど通じなかったのです。学校の英語の成績なんて本当に関係ないことを痛感しました。英会話は習うことも大事ですが最後は
いかに多く話すか。ありきたりですが要は慣れだと思います。
★積極的に英会話をするため、英語の苦手意識を克服するのも大切です。
>>苦手意識を持っているうちは英語を勉強しちゃダメな理由
★苦手意識を克服するのに役立った英語教材をレビューしていますので参考にしてみてください。
>>酒井式 Simple English /Magic81 体験談!評判・口コミ