英語を話しかける勇気がなかった中学時代の思い出私は40歳で営業職をしています。仕事柄、誰とでも話をすることに抵抗はありません。わりと昔からそうだったと思います。そんな私ですが、あの時ばかりはそうではなかったのです。もうだいぶ前・・・若かりし中学生の頃の話です。

帰りの新幹線で窓際に座って眠ってしまう私

ある年のお正月、私と両親の3人で新幹線に乗って親の実家(新潟県)に遊びに行きました。年始ということで混んでいましたが、指定席だったので座ることができました。到着後は親戚の家をまわったりして楽しく過ごしました。 帰りも新幹線でしたが、行くときよりはだいぶ空いていました。私は混雑が苦手だったのでちょっとほっとしました。そして親せきの家で楽しかったとはいえ緊張していたみたいで、私は窓側の席に座ると、すぐに眠りに落ちてしまいました。 それからどれくらい寝ていたのか、私はおトイレに行きたくなって目が覚めました。「えっと、トイレは通路の右か左、どっちだっけ・・」と、座席から体を起こして通路をもっとよく見ようとした時、私はある異変に気づきました

目を覚ますと隣に異変が!

眠りにつく前、私の隣の席は小さな子供達だったのですが、そのとき私の真横に座っていたのは外国人の男性二人組だったのです!アメリカ人(?)でしょうか。背が高く色が白くて髪の毛の色は金髪に近い感じで、足もすごく長くて膝が向かい側の座席につきそうです。いつのまに変わっていたのか・・。その二人組は英語らしき言葉でペラペラしゃべっていました。 「どうしよう・・・」私は窓側の席から通路に出たいのですが、どう言っていいのかわかりません。普段は見知らぬ人にでも平気で話しかけるのに、その時はおトイレを我慢したまま、ただ座っていることしかできませんでした。「我慢できなくなったらどうしよう・・・」不安が頭をよぎります。幸いなことに、その二人組は次の駅で降りて行ったので、無事におトイレに行くことができました。

必要だったのは英会話の知識?それとも話しかける勇気?

あの時、おトイレに行くのを我慢できなくなってたらどうしていたのだろうと、今でもときどき思い出して考えます。どうにか英語で話してちょっとどいてもらう・・しかなかったんですけど、あのときの私がどう言えばよかったのか、今考えてもわかりません。 中学レベルの知ってる英単語を並べて勇気を出して何か話せばよかったのかもしれませんが、その時は間違ったら恥ずかしいとしか考えられませんでした。英語の授業では、こういうときに使える実用的なフレーズを教えてくれたらいいのにと思います。とにかくその当時は話しかけられなかった自分がいやになりました。 でも大人になった今だったら、「プリーズ☆プリーズ☆」とか言いながら身振り手振りでどいてとアピールすると思います。笑われても気にしません。まあ、ちゃんと英会話できるようになりたいですけどね・・・。   ★英語を勉強する目的について参考にしてみてください。 >>社会人が英語を勉強する理由とは?