栗原類さん流!英語勉強法のポイントは何か?
イギリス人のお父さんと日本人のお母さんを持つハーフで生まれた栗原さん。6歳から小学5年生頃までニューヨークに住んでいたこともあり、世間では「ハーフで帰国子女だから英語ができるんでしょ?」と思われています。しかし、初めはそうではなかったようで、アメリカの学校では英語が出来なくてとても苦労したそうです。もともと障害で記憶力が弱いせいもあったそうですが、冷静に考えれば、5歳まで日本人の母親に日本で育てられていたのだから当然だと思います。ちなみに帰国後は逆に日本語でも苦労したそうです。類さんの一番の理解者というお母さんの支えでそれを乗り越えたそうです。 栗原さんがニューヨークへ住み始めた頃の英語の勉強法は、学校がある日は個別授業で英語の基礎を習い、家に帰って授業の復習をして、さらに英語の本を読んだりアニメやドラマを見ながら勉強するという「英語漬け」スタイルでした。ここまで完全に英語にふれ続けるのは海外の生活ならではだと思いますが、英語にふれる時間を長くするというのは日本で英語を学ぶ際にもポイントになると思います。 また栗原さんは「人と話すことが一番実用的な勉強」とも語っています。英語を声に出すことの重要性は「英単語の覚え方のコツは?最短を目指す効率的な暗記法」でも書いていますが、それと同時に自分の気持ちを相手に伝えようと必死になることも栗原さんから学ぶ英会話学習のポイントだと思います。これは英語を勉強する目的意識を明確にすることで誰もが持てるモチベーションとも考えられます。イングリッシュ王子のまとめ
一般にバイリンガルとかトリリンガルとか呼ばれている「多言語話者」の方々がいらっしゃいますよね。僕のように2つ目の言語(英語ですね)を習得しようとしている人にとっては憧れの存在です。ですが、多言語話者の皆さんも必ず母語を持っているんです(母語の習得率の問題はここでは書きません)。だから今回栗原さんのエピソードを知って、時期の早い遅いはあると思いますが、皆さんそれぞれ大変な経験をして二番目・三番目の言葉を覚えたんだろうなぁと感じました。 最後に、僕が心をうたれた栗原類さんの言葉を紹介しておきます。英語は一生使えるスキルです。長い目でがんばっていきましょう!「今できなくても5年後、10年後にできるかもしれない。長い目で見たり、考えたりすることが大事だと思う」
イングリッシュ王子
英語を勉強する目的意識について記事を書いていますので参考にしてみてください。
>>社会人が英語を勉強する理由とは?