学校では絶対に教えてくれない英語の勉強法! 私は32歳のフリーライターです。 正直に言うと、私は英語をまともな勉強法で学んだことは一度もありません。 学生時代、周囲の同級生たちが躍起になって単語帳を作ったり、暗唱をしたりしているのを横で見ながら「めんどくさい方法で勉強してるな」と思ったものです。  

英語でのコミュニケーションを強いられる趣味

私が(ある意味で)勉強法として選んだのはネットゲームでした。いやいや、それはおかしいと思う方も多くいらっしゃるでしょう。ですが私は実際そうだったのです。 ネットゲームの中でも世界中のプレイヤーとチームを組んで進めるタイプのゲームでは、必然的に英語を使うことが多くなります。英語が分からない打てないではコミュニケーションが成り立たず、ゲームプレイに支障をきたすのです。学生時代の私は趣味のネットゲームが中心のライフスタイルだったので、結果的に英語が使えなければならないという状況で毎日を過ごしていました。  

読み書きの実践英語としては優秀!

実際にネットゲームで学んだ英語はと言えば……学校の成績としては「可もなく不可もなく」といった結果でした。当然です。学校で学び、テストの点数として評価される英文法と、ネットゲームで飛び交うようなスラング混じりの英語はまるで違うものです。そのため「こうこうこう言った英文を書きなさい」と言った設問には毎度○×で言えば△が点けられます。文法通りのきれいな英文ではないからです。その一方で「この英文を訳しなさい」と言った設問に関しては常に○です。英文の意味は余裕で理解できますし、答えの日本語もきれいに書けるからですね。ちなみにこの勉強法は、リスニングに関しては全然ダメダメですから悪しからず。 こんな私の経験は、むしろ社会に出てから実践的な英語としてかなり役に立っています。とくに海外とのメールでのやり取りなどでは本当に役に立っています。時に口語文法で送られてくる内容の英文のメッセージに隠されたジョークや真意などを読み取れるほどです。間違いなくコミュニケーションという点において最強の勉強法だと思います。未だにリスニングや発音に関して言えば人並ですが、それでも最低限のリスニングや発音が出来さえすれば、ネットゲーム英語が自ずと力を発揮してくれます。  

興味があれば苦痛を感じない!それが最高の勉強法

全ての学問の勉強法に言えると思われますが、最も大事なのは「興味を抱くこと」と「必要に迫られること」だと思います。自分の場合はそれがたまたまネットゲームにおける快適なゲームプレイでした。これが例えば「映画で喋っているこのセリフは本当はどういう意味なのだろう」とか「この小説で記述されてる英語のジョークとはどういうニュアンスなのだろう」あるいは「この英語の歌が伝えたいことは何なのだろう」と言った自らの興味が勉強という苦痛を緩和すると思われます。 言ってしまえば動機はなんでも良いのです。カラオケで女子の前でカッコよくローリングストーンズを歌いたいとか、海外製のゲームを楽しみたいとか、それで良いのだと思いますし、興味をもって学びさえすれば英語はできるのです。
イングリッシュ王子からワンポイントアドバイス
イングリッシュ王子
英語を学ぶ動機はいろいろありますが、その理由が強いほど、楽に早く習得できますよ!詳しくはこちらの記事で解説しています。 >>社会人が英語を勉強する理由とは?