多読で一石三鳥!中級者向け英語勉強法

31歳の翻訳家兼ライターです。

私は大学生になったころから海外に留学したいと考えていました。しかし一度社会に出て経験を積み、自分でお金を貯めてから留学した方が勉学に集中できると思い、大学卒業後は日系メーカーに入社しました。

英語の多読をすすめられた私は・・・

その4年後、私は晴れて会社を退職し、イギリス大学院に留学しました。しかし留学生活は容易なものではありませんでした。理由は、大学から毎週与えられる課題の読み物が大量だったことです。リーディングが苦手読むのが遅い私は本当に苦労しました。

そこで大学の英語教育課の教授に相談したところ、多読という勉強法を試してみるようアドバイスを受けました。多読とは簡単な本を大量に読むことによって、英語に慣れ、読むスピードを上げるというものです。大学院ではビジネス科に所属していたため、課題の読み物は難しいものばかりでした。だから、簡単な本を読むことで読むスピードが本当にあがるのか半信半疑でした。しかし、本当に困っていた私は、わらにもすがる思いで多読を実行しました。

もっと早く知りたかった

効果はすぐには現れませんでした。

しかし3か月程度たった時、本を読んでいるのではなく、目で見て内容をスキャンしていることに気が付きました。大学側から渡される課題もいつの間にかスキャンしていたんです。教授からは毎週課題を「読む」ようにと言われていましたが、教授の意味する「読む」は内容を「理解し、自分の意見をまとめる」という意味なので、時間を大幅に短縮することができました。一度スキャンできるようになれば、もっと多くの文献を読むことができるようになり、英語で吸収できる情報量が増え、効率的に勉強ができるようになりました。

そして効果はそれだけに留まりませんでした。帰国後、TOEICテストを受けましたが、苦手だったリーディングセクションのスコアが50点近く上がりました。以前は最後まで解くことのできなかったリーディングセクションで、最後まで目を通すことができるようになっていて、とても感動しました。こんな勉強法があったならもっと早く知りたかったと思いました。

多読は一石三鳥の勉強法!

英語の多読は中級者・上級者でリーディングやリスニングが苦手な人にとくにお勧めの勉強法です。一般的に「日本人は読み書きはできるけれどスピーキングは苦手」と言われていますが、それは英語初心者の話です。中級者・上級者のほとんどが語彙力の不足、読むスピードの遅さ、リスニングの弱さに悩んでいると言われています。

多読をすることによって、まず読むスピードがあがります。読むスピードがあがる=英語を理解するスピードが上がるということです。つまりリスニング力も同時にあがります。また、知らない単語に出会う回数が増えるため、語彙力もあがります。多読は一石三鳥の勉強法です。

ある程度英語が分かってきたけれども伸び悩んでいる、もう一歩上のレベルに行きたいという方は、ぜひ多読を試してみて下さい。

イングリッシュ王子
多読は効率的な勉強法なんですね!ところで英語の習得に必要な時間はどのくらいでしょう?
>>英語を習得したい!必要な勉強時間の目安は?